SNRIについて②〜サインバルタ〜
こんばんは。
今回は前回に引き続き、抗うつ薬のSNRIについて紹介していきます。
https://support-your-life.hatenablog.jp/entry/2018/06/02/145526
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前回の記事
SNRIの成分のひとつである、サインバルタについて紹介します。
サインバルタとは、一般名ではデュロキセチンと呼ばれる、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の一種です。
《デュロキセチン塩酸塩》
【主作用】
脳内のセロトニンとノルアドレナリンの受容体(脳神経細胞への受け入れ口)を特異的、選択的に遮断することによってセロトニンとノルアドレナリンの取り込みを阻害し、それらの濃度を増加させることにより、うつの症状や糖尿病性神経障害に伴う頭痛に改善効果を示します。
【副作用など】
・吐き気
・むね気
・口の渇き
・頭痛
・めまい
・胃腸症状
・不眠
・倦怠感
・食欲減退
・発疹 など
重い副作用(まれに)
・セロトニン症候群
⇨不安,興奮,焦り,発熱など
・痙攣
・強いアレルギー症状
【使用と注意】
・1日1回朝食後に服用します
・少量から始めて、1週間以上の間隔をあけて効果と副作用を確認しながら徐々に増量していきます。
・医師の指示を守り,自分の判断で急に服用を中止したり,服用量を変えないようにしましょう。
・眠くなったり,注意力がなくなったりしますので、危険な作業や車の運転は避けましょう。
・酒類と一緒に飲むと作用が強く出すぎることがあるので避けましょう。
・24歳以下の人では、治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮した上で使用が決められます。
・18歳未満の人には,この薬の有効性が慎重に検討されます。
以下のバインサルタ服用時の注意が詳細に載っているデータを載せましたので参考にしてください。
以上のように,精神薬の投与には慎重に慎重を期して行われます。
そもそも精神薬には効果が不確かなものが多く,副作用が主作用よりも圧倒的に多いものが多い印象を受けます。
そこも踏まえて,投薬するかどうかを家族,主治医とよく相談しましょう。
ちなみに私の場合は,相談した上でさらに自分で情報を集めて整理して判断するくらい慎重に行うと思います。
下手したら、石橋を叩いた上で渡らない可能性もありますが…
p.344より抜粋。一部改変。
参考文献です。
薬の事典 ピルブック〈2015年版〉 https://www.amazon.co.jp/dp/4883379329/ref=cm_sw_r_cp_api_i_NAOeBbJYD4A9H
日中に動画撮って遊んでました。
おばあちゃんがハムリンのことを気に入ったみたいですが、扱いが慣れていないのでしょっちゅうハムリンを怒らせています。
ただ,日中は本当に眠いらしく怒っても1、2分するとすぐに寝てしまいます。