祖母との生活④ 老いについて
佐賀に戻ってから2週間と3日が過ぎた。
祖母との生活が再開して,初めは私の心身に余裕があったので比較的気分良く生活をしていた。
しかし,1週間前ほどから祖母との生活に息苦しさを感じ始めた。
祖母との生活に息苦しさを感じるのは、何もここ最近に始まったことではない。
今年のGW明けに佐賀に来て,数日ほどで感じ始めていたことだ。
祖母との生活における息苦しさの原因は,だいたい把握している。
1.「どこに行くのか」「何をするのか」を過度に尋ねられる。過干渉。
2.〜時までに帰る,と事前に伝えても、その時間になる前に電話がかかってくる。
3.(私が元々音に敏感なのが影響している)杖をつく音が乱暴で、耳障り。
4.自分の意見に対する同意や,惨め(だと感じている)な自分に対する同情をしつこく求める。
5.同じことを数秒おきに数回聞き返す。
6.自分でできることでさえ,なんでもかんでも人にやってもらおうとする。
7.「ありがとう」より「ごめん」が多い。感謝を述べる場面でもとにかく「ごめん」を使う。
8.数秒ごとに自分の意思決定がブレるので,実行に移すのに時間がかかる。
9.トイレを開けっ放しでする。
10.冷蔵保存しなければいけないものが,食卓に出っぱなしのことが多々ある。
11.余った食事を、皿に入れて上からティッシュを被せて保存している(個人的な感覚で衛生上問題がありそうで無理)。
12.余った料理を、他の余った料理と一緒の皿にごちゃ混ぜにして保存する。
13.申し訳なさを口にする割には、それを改善する行動がない。素振りすらない。
14.大きい声でゆっくり喋らないと話しが通じない。そして,同じことを何度も繰り返すので大声で何度も時間をかけて話すことになる。最初はしょうがないと思っていたが、ずっと一緒にいると,嫌気がさしてくる。
15.祖父の見舞いに行くと「今の状態じゃ、(祖父は)帰って来れんね!?ね!?」と,こちらに同意を求めてくる。祖父に家に帰って来てほしくないという想いが伝わってくる。私は祖父にはできたら在宅で過ごしてほしいし,そのために考えて行動しているのにそれを無下にされているような気持ちになる。祖母に対して軽蔑の感情すら湧いてくる。祖母は、自分が祖父の世話をしきれないから、帰ってこられても困るということを言う。それは理解できるが、祖父に対して帰って来てほしくないという態度を孫の私にぶつけないでほしい。という気持ち。
16.こちらを必要以上に気遣うので、鬱陶しい。普通に、過ごしたいように過ごしたほしい。
他にも細かいことを挙げればキリがないが、誰かと一緒に生活するということ自体がストレスなのかもしれない。祖母に限らず。
非常に疲れる。
と,ここまでは祖母に対する批判的視点で見てきた。ここで終わると,ただ愚痴をこぼして終わりになってしまうので、これらをどうしていくかを考えていきたい。
それぞれ番号対応で、対策を書いていく。
1.黒板を購入し,何時にどこにいくか,何をするかを書いておく。
2.1と同じ
3.音が少ない杖を買うか、下に何か敷くか
4.自分の意見を言う。祖母を必要以上に気遣わない。
5.2回までは答えるが、3回目からは「さっき言ったよ」で済ませる。
6.自分でやってもらう。
7.その都度指摘する。
8.1度決めたことをすぐ実行に移させる。
9~12.指摘する。
13.改善してもらう。
14.同じことは2回まで。
15.自分の意見を言う。
16.自分のことをしてくれと伝える。
以上。
かなり簡易的に書いたが、これらを地道に実践していき,改善点があればそれを改善していく。
他に,書きたいことはあるが、誰かに対する愚痴は言うのも気分悪いので今回はここまで。