抗うつ薬について〜総論〜(参考元:元住吉こころみクリニック)
お久しぶりです。
私用でバタバタしていて更新が途切れてしまいました。
最近は日に日に気温が上がってきて,夏日になっているところもあります。
梅雨と重なりジメジメした過ごしにくい時期とは思いますが,皆さまお身体にお変わりないでしょうか。
さて,久しぶりの今回は「抗うつ薬について〜総論〜」と題しまして,抗うつ薬の種類から,効果,副作用までまとめていきたいと思います。
この記事を書いているのが6/7の23:33ですが、頑張って日付が変わる前までに仕上げたいと思います。
前半はhttp://cocoromi-cl.jp/about/antidepressantからの引用がほとんどです。ご了承ください。それでは…
【種類】
SSRI
:パキシル・ジェイゾロフト・レクサプロ・デプロメール/ルボックス
NaSSA
:リフレックス/レメロン
三環系抗うつ薬
:アナフラニール・トフラニール・トリプタノール・アモキサン・ノリトレン
など
ジェネリックでお薬をもらっている方は,以下のような薬を飲んでいると思います。
パキシル:パロキセチン
ジェイゾロフト:セルトラリン
レクサプロ:エスシタロプラム
デプロメール/ルボックス:フルボキサミン
サインバルタ:デュロキセチン
イフェクサー:ベンラファキシン
トレドミン:ミルナシプラン
リフレックス/レメロン:ミルタザピン
アナフラニール:クロミプラミン
トフラニール:イミプラミン
トリプタノール:アミトリプチリン
アモキサン:アモキサピン
ノリトレン:ノリトリプチリン
ルジオミール:マプロチリン
テトラミド:ミアンセリン
デジレル/レスリン:トラゾドン
ドグマチール:スルピリド
エビリファイ:アリピプラゾール
抗うつ剤は、うつの治療薬として作られたお薬です。効果があるためにお薬として発売されているのですが、実のところ、どうして効果があるのかはハッキリしていません。
抗うつ剤は、脳内でモノアミンと呼ばれる神経伝達物質(神経細胞間を橋渡しをする物質)を増やす作用が認められます。うつ病の患者さんではモノアミンが減少していることから、このモノアミンの量を調整することで脳内のバランスを整え、つらい症状を改善していくと考えられています。
モノアミン仮説といわれていますが、これだけでは説明がつかないことも多く、その他にも何らかの作用があるといわれています。
うつ病と関係する神経伝達物質として、以下の3つがあげられます。
セロトニン(不安や落ち込み)
ノルアドレナリン(意欲や気力の低下)
ドーパミン(興味や楽しみの減退)
これらの物質と症状の関係をもう少し細かくみていくと、以下の図のようになるといわれています。
セロトニンが減ると不安や落ち込みが強くなり、ノルアドレナリンが減ると意欲や気力が低下し、ドーパミンが減ると興味や楽しい感情を失うといわれています。
抗うつ剤はこれらのモノアミンを、主に2つの方法によって増加させます。
分泌されたモノアミンが再吸収されるのを防ぐ作用(再取り込み阻害)
モノアミンを増やす作用(自己受容体遮断)
以上,http://cocoromi-cl.jp/about/antidepressantより引用
以前も何度か投稿しましたが,精神薬には明確な作用が証明されていないのが現状であり,多くの副作用をもたらすことも特徴のひとつです。
次回からは,今まで紹介してこなかったお薬の作用,副作用などを紹介していきます。
今回は,引用だけだったのですぐに終わりました。
以前から勝手に引用させていただいております、神奈川県の元住吉こころみクリニック様にはお世話になっております。
勝手ながら,ここで引用元の元住吉こころみクリニック様を簡単にご紹介したいと思います。
ちなみに,私自身は元住吉こころみクリニック様となんの関係もない者ですが,ホームページを参考にさせていただいているので,お返しというほどのことでもないのですが、紹介させていただけたらという意図です。
写真を見て分かると思うのですが、清潔感があり,穏やかな気持ちになれるような所ですね。
お近くにお住まいで,どこかクリニックを探されている方はここも検討してみてはいかがでしょうか。
新しい子がうちに来ました。
先輩は間抜けな顔でお出迎えです。