『養生訓/貝原益軒』入門 ①
図書館で見つけた本が気になって手にとって借りてみた。
「養生訓/貝原益軒」
歴史で聞いたことのある名前だったが,内容を読むのは初めてだ。
以前から東洋医学に興味を持っていたので、それもありこの本を手にとったのだが,読んでみて率直な感想は「当時の人間が書いたにしてはよく書かれている」というものだ。
私が貝原益軒よりも医学に精通してるとか、もっと正しいことを言えるとかいうわけではないが、巷に溢れる情報で得られるものとあまり変わらない内容だなぁというのが正直なところ。
でもそれはある意味すごいことだ。
当時の人間が、今の時代にも当てはまることを言い当ててるというのはすごい。
なぜなら,パソコンも携帯電話もなく、情報収集の手段が今ほど便利ではなかった時代の人間がその解に辿り着くにはたいへんな努力をされたのだろうと思う。
そういう視点で読むと楽しめる本かもしれない。
それはさておき,読んで気になった箇所を抜き取って書き出していきたいと思う。
今回は、このシリーズ記事を書こうと思った理由で終わりにする。
それでは。